地方公務員になったら、消防団へ入らないといけないの?

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皆さん、こんにちは。

 

地方公務員のぺこまるです。

 

今回は、タイトルにあるとおり、消防団について書きたいと思います。

 

結論から言うと、男性で都市部を除く市町村に勤務する地方公務員行政職になるとほぼ消防団へ加入することになると思います。(最近は、女性も加入しているところもありますが、まだ少ないと思います。)

 

地方公務員がまったり職場であることの代償の一つに田舎特有の消防団という組織へ加入がほぼ必須となっています。

 

それはなぜか、みんな入っているから。

 

他にも正式な理由があるかもしれませんが、一言でいうと、これかなと思います。

 

また、私の時は面接で『消防団入りますか?』という絶対にNOとは言えない質問までありましたので、『入ります。』と答えざるを得なかったですね。

 

しかしながら、私自身、消防団のことを否定的には捉えていません。

(昔は嫌だった記憶もありますが。)

 

以下、なぜ私が消防団を否定的に捉えていないかについて、4点記載したいと思います。

 

①地域貢献できる。

いやいや入ってる側の人間からすると消防団無駄かもと思っている人も多いかもしれません。でも、守られていると思っている側の人からは、地域を守ってくれて、ありがとうって言われます。

赤の他人を守るってなかなか出来ないですよね。

地域を守れるように、いろいろなことを考えて、行動できるって地味にいいことだと思います。

 

②公務員は大規模災害時、全職員が災害対応を求められる。

公務員は、災害時には、真っ先に地域の安全のために働くことになります。

そういった面からも、日頃から防災組織に属しているのは意味があるのかなとは思います。

また、自治体には防災関係の部署が絶対にあります。消防団本部という係もあったりして、消防団に潜入して実態を探る意味でもいいかなと思います。

 

③副業としてお金(物)もらえる。

公務員は、基本的に副業禁止です。しかしながら、給料は安い。お金欲しい。

実は、消防団員って、地方公務員なんです。地方公務員が地方公務員を兼業するという面白い形ではありますが、多少の報酬が出るので、お金はないけど、時間はある公務員には、いいと思います。

うちの団は団員報酬を高めにもらえるように設定しているので、幹部の私は出席手当含めて年間10万円以上はもらっている計算でした。まぁ出動率に比べて少ないけどね。。

それと消防団には活動するための、服などの装備が支給されます。

災害時に使うようですが、カッパ、長靴、ヘルメットのサーチライトとかは日常でも勝手に使ってます。

 

④嫌だったところが改善されている。

2年前くらいまで、ポンプ操法(朝4時起き1カ月訓練)や、規律訓練(軍隊の行進的な訓練)が気持ち悪いし、拘束時間も長いということがありましたが

今は、働き方改革も進んで、ポンプ操法がなくなり、規律訓練も最低限。訓練時間も短縮といったことも進み、だいぶ活動しやすくなりました。

 

以上、4点の理由で、私は消防団について否定的ではありません。

 

あくまで、私の自治体の場合です。

 

公務員なりたいけど、消防団がな~と思って人は、参考にしてみてください。

 

ではではー。